【第4回Rootsが終わりました!】
第4回Rootsが昨日おわりました。今回は、Roots運営の樋口悠太と松島響子がプレゼンターとなり、新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を扱いました!
会では、約30分間本の解説をした後、5人程のグループで気になったことや疑問に思ったことをシェアし、その後は全体でディスカッションを行いました。
私自身一番印象に残っているのは、世代によりAIに対するイメージが違うということです。大人の方から〝HAL〟の話が出て、AIはそのイメージが強いとおっしゃっていました。また、手塚治虫の『火の鳥』でロボット同士が喧嘩していた場面が印象深いという話もありました。それと比較すると、自分の中のAI(厳密にいうとAI技術)のイメージはSiriなどであり、AIという言葉の認識は異なるということを強く感じました。
そのほかにも、タイトルの「教科書が読めない」というのはどういう意味なのだろうか。ここに含まれているメッセージはなんだろうか。
今後、AIと人間の能力の差はどんどんと大きくなっていくのではないだろうか。
など、様々な議論を交わしました。AI関連の言葉を整理しつつ、そこから発展して活発なディスカッションを行いました!
次回の第5回Rootsは9/3(月)の19:00~21:00です!「江戸時代における学校構想で考える“学校”と“教育”」をテーマに、論文を用いて行います!プレゼンターは東京学芸大学大学院教育学研究科、学校教育専攻 学校教育コースの、香山太輝さんです。ぜひお越しください。
文責:松島響子