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変人類学論考

変差値3段活用

変差値を伸ばしていくためのステップアップとして、研究所としては3段活用をあげています。

1.「変差値」へ
他者との比較でもって自らのポジションを知る、もしくは一元的な評価システムにおいて自/他を捉える、といった既存の「偏差値」思考から距離を取る、相対化する、拒絶する、反発するなど。
正しい/間違っているという二元論を抜け出す。評価軸をズラし、評価軸を多様化する。凝り固まった発想を解放する。

2.「変さ値」へ
他者との一元的な相対的評価ではなく、自らを捉える絶対的評価へと歩を進める。他との関係で際立つ「変さ」を受容する。自己を肯定する。自分を愛す。
自分ベースの評価軸で世界を見る。面白いか、面白くないか。かっこいいか、かっこ悪いか。萌えるか、萌えないかなど。

3.「変幸(へんさち)」へ
自らがもっとも夢中になれるもの、関心があるものの世界の中で泳ぐ。他者からの蔑みの視線も痛く無くなる。なぜなら自身の生き方に肯定感を抱いているから。
フロー状態が生み出され、充実感が得られる。世界を遊ぶと、多幸感につながる。人が遊びはじめると、面白がって人が集まってくる。

ポイントは、他者からの眼差しをどれほど相対化できるか。自己を肯定的に捉えられるか。そして、遊びの感覚を取り戻せるか。
さあみんなでステップアップ。