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2018.12.07 Fri宮本主任研究員の共編著書籍が出版されます!!

『プレイヤーはどこへ行くのか デジタルゲームへの批評的接近』という宮本主任研究員の共編著書籍が12月15日に出版されます。
デジタルゲームという文化によって人類の世界観はどう変容するのかを考察した一冊で、変人類学的にも興味深い観点が散りばめられています。
詳細はコチラです。

—目次—

はじめに ゲームと現在/竹本竜都

第一部 ゲームとシステム
◆壁でできた世界―「死にゲー」からみるデジタルゲームの難易度論/竹本竜都
◆バトル・ロイヤル形式が抱えているルール上の問題点とその解決法について/藤田祥平
◆自律する〈増分〉と〈育成〉のゲーム―放置ゲーム論/北川瞳
◆反転する原作―ゲーム化論/藤井義允
「ゲームとシステム」を考えるための更なるキーワード――MOBA/MMO/Co‒op/非対称マルチプレイ/ブロックチェーンゲーム/サンドボックス/環境ストーリーテリング/ハクスラ

第二部 ゲームと身体
◆リアリティ・ミルフィーユに遍在するVTuberたち―複数キャラクター同時プレイ論/宮本道人
◆21世紀版「もの」への問い―「艦これ」と「FGO」を通して/小森健太朗
◆デジタルゲームのむなしさと人生のむなしさ/草野原々
◆記憶に触れること―『PRY』とタッチスクリーンの詩学/冨塚亮平
「ゲームと身体」を考えるための更なるキーワード――HAI/ハプティクス/QTE/Noob/e-sports元年/RTA/biimシステム/Twitch Plays

第三部 ゲームと社会
◆ディズニーツムツムとこれからのメディアミックス/蔓葉信博
◆「規則」と「約束」―『ストレンジャー・シングス』とゲーム/冨塚亮平
◆パチンコのゲーム性の変遷―演出・ボタン・規制/西貝怜
◆不幸な未来も「ゲーム」が作るのか?―「ゲーム」と「政治」に関する批判的ノート/藤田直哉
「ゲームと社会」を考えるための更なるキーワード――VACBAN/ゲハ戦争/スワッティング/SJW/DLC/P2W/ルートボックス/詫び石

第四部 ゲームとゲーム
◆「カウンターゲーミング」と「メタフィクション」―批判的ゲームの可能性/藤田直哉
◆作品を乗っとる勲章―デジタルゲームの【実績】論/北川瞳
◆ModderはCODEと戯れる―ゲームのアーキテクチャとMOD論/竹本竜都
◆叙事的ゲームのインターフェース―そのボタンは有機的タイムマシンを起動する/宮本道人
「ゲームとゲーム」を考えるための更なるキーワード――セカンドパーティ/ビッグインディー/ゲームジャム/創発的ゲームプレイ/トップメタ/リセマラ/ナーフ/ルドナラティブ・ディゾナンス

おわりに ゲームと批評/宮本道人